SINCE 1875 室内装飾・インテリアの歴史と共に歩むムツミヤ
インテリアブログ
2024/03/21やさしいイメージで緊張や不安を和らげる
今回のブログは、インテリア施工事例のご紹介です。
公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン様が
運営されている「せんだいハウス」のリフォームに関連し、館内全体のクロス張り替えを
当社仙台支店で担当させていただきました。
ドナルド・マクドナルド・ハウスとは、ご自宅から遠く離れた病院に入院・通院している
お子様、またそのご家族のための滞在施設です。同財団では「第二のわが家」と
位置づけ、2024年2月時点、48の国と地域に386ヵ所(日本では12ヵ所に設置)
でサポートが行われています。
https://www.dmhcj.or.jp/house/
バランスを考慮し色や素材を提案
「せんだいハウス」はオープンから20年が経過し、施設全体のリニューアルが検討
されていました。張り替え前のクロスは経年劣化により黒ずみや変色があり、空間が
やや薄暗く感じられました。照明や造作はそのままという条件もありましたので、
光が回りやすくできるだけ明るい印象になるよう、そして利用者の皆さんの気持ちが
和らぐように、色や柄を提案させていただきました。
より明るさを感じられる空間へ -共用棟-
ドナルド・マクドナルド・ハウスは主にエントランスホールやダイニングルーム、図書館、ランドリールームなどがある共用棟と、患者のお子様やそのご家族がお泊まりになる
宿泊棟に分かれています。
まず利用者様が入って来られる共用棟は、より明るい印象を持つことができるよう
白基調のものに張り替えを行いました。
またランドリールームなども含め、共用棟はとくに強度やメンテナンスのしやすさを
重視してご提案しました。
心落ち着くプライベート空間 -宿泊棟-
実際に利用者様がお泊まりになるベッドルームには、アクセントクロスを採用。
部屋によって4種を使い分け、バリエーションを演出しました。その色柄は、
可愛らしい動物や植物をあしらったグリーン系や水色など、心理的に落ち着ける色柄を
ご提案。白系のクロスはテクスチャを楽しめるものをチョイスしました。
廊下や階段の白系クロスも、場所によってテクスチャを替えるなど変化をつけました。
また腰壁をグリーンに変更したことで、明るさとともに優しい印象を加えることが
できました。
クロス、床材、その他インテリアのご提案から施工までご対応しております。
お気軽に当社までお問合せください。
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